街道の話//Stories about the Old Roads

YAMADA Masatoshi

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山田政俊

1944年、野田地区生まれ。県内で教員になり、野田小学校で校長を勤め上げました。観光体験博覧会「たはら巡りーな」で体験メニュー「芭蕉も歩いた田原街道おしゃべりウォーキング」を開設。田原街道を歩くことの楽しさを伝えている。

田原街道という名前がついたのは明治に入ってから。ただ江戸時代も道そのものはあって、渥美半島の主要道の中では一番人通りが多かったようです。

今から30年ぐらい前、愛知県が全県の「歴史の道」街道調査をやりました。その一環としてこの街道を担当し、報告書をまとめました。田原街道という名前がついたのは明治に入ってからのようです。ただ江戸時代も道そのものはあって、渥美半島の主要道の中では一番人通りが多かったようです。
街道の原点は歩くことにある。人はここにずっと住んできた。語りながら歩くことで、単に景観を見るだけじゃなく、ここに住んできた人たちの暮らしや、人と人の接触の面白さを伝えたいです。藁草履を履いて芭蕉の一句を読めば、江戸時代にタイムスリップできます。